公認会計士の仕事・求人募集探しにおすすめのエージェント。未経験でも監査法人に転職できる？

公認会計士の転職活動はスカウトサービスと専門型・大手エージェントの併用して利用

公認会計士の資格を活かしてBig4などの会計事務所、監査法人、コンサルティングファーム、事業会社の経理・財務や経営企画、内部監査、あるいはM&Aのためのスペシャリストなどへの転職活動の際は、公認会計士の転職に強い業界特化型のエージェントと大手の総合転職エージェント、ヘッドハンターからのスカウトサービスを同時に利用することをお勧めします。

第二新卒など20代で業界未経験から外資コンサル業界に転職するときなどは、ケース面談（面接）やフェルミ推定などでボロボロになりかねないため、エージェントのサポート等の中で練習や対策をして挑めたほうが転職成功率が上がると思います。

また、マネジメント、管理職層などハイクラス・エグゼクティブクラスの方が転職活動をするのでしたら、ハイクラス層向けの転職エージェントやスカウト・サーチ型のサービスをあわせて利用してみても良いでしょう。

ハイクラス向けの非公開求人の対象年齢は、30代、40代、50代向け位が多い印象がありますが、企業側としても年収レンジとしても最低で800万円程度～1,500万、2,000万というような報酬額の方を幹部候補として採用していく訳ですから、比較的慎重に選考が進みます。

事業の推進規模、マネジメント経験、語学力、基礎能力、学歴等様々な側面からフィルタがかかり、採用選考が進むことになりますので、企業側のニーズと綺麗にマッチングをしないと簡単に内定が出るわけではありません。

そこで重要なことは、あなた自身のキャリアと企業側のニーズがマッチしている非公開求人に出会うことです。そのために、求人数が豊富な大手の総合型のエージェントと、ヘッドハンターなどからスカウトが届くサーチ型のサービスを並行して利用することによって、選択肢を最大化することが出来る訳です。

公認会計士の論文式試験に合格していれば業界・業務未経験でも転職は可能？年齢はネックになる？

公認会計士の論文式試験に合格していれば「業界・業務未経験でも転職は可能なのか？」、「年齢がネックになることはあるのか？」など不安に感じる人もいらっしゃるでしょう。

公認会計士の資格取得に向けてスクール等に通っていた為、業務経験が無いという人もいらっしゃるかも知れません。

難関資格であることもあり働きながら論文式試験に合格することは難しい実情もあるでしょう…。

公認会計士として登録をするには、論文式試験に合格後、監査法人や会計ファーム、企業経理などにおいて、2年以上の業務経験を積み、年一回実施される「修了考査」に合格することで、公認会計士として登録可能となります。

論文式試験に合格すれば年齢に関係なく就職先が見つかるのかというとそうとは言い切れません。

もちろん全世代で合格者は出ているものの、20代の合格者が圧倒的に多く、企業側の採用ニーズとしても、業務未経験者であった場合は40代よりは30代、出来る限り20代という風に若い世代の合格者を採用したいという風に考えることが一般的です。

40代、50代となると資格だけで有利・不利になるというよりも職務経歴を重視する傾向が高まると思います。

IPO準備中の会社や東証グロース市場、スタンダード市場などに上場したばかりの会社等ではプレイングマネージャーとして細々としたルーティン業務まで自らが担わなければいけない職場も多数存在します。

転職サイトに書かれている情報から得られるものは限定的なものであるため、公認会計士の転職に専門特化した転職エージェントや大手の総合型のサービスなどを複数利用しつつ情報収集をした方がミスマッチによる転職失敗を避けることができるはずです。

転職エージェントとは？人材紹介会社を複数利用することのメリットやデメリットは？

はじめて転職活動をする20代の方などもいらっしゃるかも知れませんので、まず初めに転職エージェントとはどのようなサービスであるのかを簡単に解説します。

転職エージェントは、厚生労働省の職業紹介事業制度にて有料職業紹介事業者として認定を受けている企業が運営しているサービスです。

シンプルにお伝えすると、転職エージェントの担当者が求人を探している求職者と求人募集をしている企業の間に立って、双方のマッチングを行うビジネスモデルです。

求職者は、無料でサービスを利用することが出来ます。（求人募集をする企業側が仲介手数料を支払う仕組み）

転職エージェントのサービスを利用するメリットとして、キャリア相談、非公開求人の紹介、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策、選考日程調整、報酬条件の交渉などのプロセスをすべて代行して頂けます。

自分自身で中途採用をしている会社の求人を探すことは限界があるため、いまは転職エージェントの利用をする人が大半です。

デメリットとしては、転職エージェントによって保有している求人が違うこと、強い業界や職種が異なることなどによって、選択するエージェントによって利用効率が変わってくることでしょうか。

上記はデメリットというよりも注意点に近しいものですが、一社だけに依頼をすることはリスクがあり、大半の方が2、3社程度の同時に利用して、自分が興味を持った求人のみ選考に進むというような使い方をしています。

【30代、40代、50代向け】公認会計士の仕事・企業探しにおすすめの転職エージェント比較

豊富なマネジメント経験や大規模の事業推進経験、語学力などを兼ね備えており、キャリアアップや報酬・年収アップを目指している人は、ハイクラス・エグゼクティブ向けの転職サイトの利用をおススメします。

ヘッドハンティングやスカウト型のサービスも好条件・高待遇の求人を紹介して頂ける可能性があるため、同時にいくつかのサービスを併用して利用したほうが質の高い求人を探すことが出来る確率が高まるはずです。

MS-Japan(エムエスジャパン)

『MS-Japan(エムエスジャパン)』は、経理・人事・法務や会計士・弁護士・税理士向けの転職エージェントです。

経理・財務、人事・総務、法務・知的財産、経営企画・内部監査、広報・IR・マーケ・購買、広報・宣伝 IR マーケティング、会計事務所・監査法人などバックオフィス、専門職の求人に特化しています。

課長・マネージャーなどのミドルクラスから、部長・役員などのハイクラス、技術職や専門職などのスペシャリストの方などで、キャリアアップのための転職を検討している人におすすめです。

上場企業、国内優良企業、外資系企業、会計事務所、監査法人、法律事務所など専門性を活かせる求人が豊富です。

JAC Recruitment（ジェイ エイ シー リクルートメント）

『JAC Recruitment（ジェイ エイ シー リクルートメント）』は、ハイキャリア向けの転職エージェントです。

課長・マネージャーなどのミドルクラスから、部長・役員などのハイクラス、技術職や専門職などのスペシャリストの方などで、キャリアアップのための転職を検討している人におすすめです。

あなたの経歴や経験に合わせて、専門性を有するアドバイザーがサポートをして頂けるため、利用者からも支援の質が高いと評価されています。

非公開求人が豊富なエージェントで、JAC Recruitment（ジェイ エイ シー リクルートメント）のみが保有する独占求人も数多く取り扱っています。

エンワールド・ジャパン（enworld Japan）

『エンワールド・ジャパン（enworld Japan）』は、人材大手企業であるエン・ジャパングループが運営するハイクラス向けの転職エージェントです。

各業界に精通した専属のカウンセラーがマンツーマンで求職者を担当し、高待遇・好条件の非公開求人を推薦して頂けます。

外資系企業や日系グローバル企業の非公開求人を多数取り扱っているため、マネジメント経験者や高い専門性、英語や中国語などの語学力を持った人の方などにおススメのサービスです。

取り扱い職種は、財務・経理、銀行・金融・保険、建設・インフラ、コンサルティング、消費財・日用品・サービス・​小売・広告、製造業、エネルギー・資源、人事・総務・エグゼクティブアシスタント、法務・知財・コンプライアンス、ライフサイエンス、不動産、サプライチェーン・購買・物流、テクノロジー・デジタル・通信など幅広いものになっています。

ビズリーチ（bizreach）

『ビズリーチ（bizreach）』は、ハイクラス向けのスカウト・オファー型のサービスです。

年収1000万円以上の求人が3分の1以上となっており、年収600万円以上の方に支持される転職サービスでNo1に輝いています。

テレビCMなども定期的に放映されているため、サービス自体をご存じの方もいらっしゃるかも知れませんね⁉

ビズリーチの特徴は、求職者側も有料で利用する「プレミアムステージ（30日間コース 3,278円（税込））」というプランがあり、こちらを利用する場合は、全ての非公開求人情報が閲覧可能になり、ヘッドハンターへキャリア相談をすることもできるようになります。

もちろん、無料プラン（スタンダードプラン）のまま利用することも可能です。スタンダードプランでも企業からのスカウトの閲覧・返信は可能ですので、はじめはこちらからスタートでも良いかも知れませんね。

doda X（デューダエックス）　※旧iX転職

『doda X（旧IX転職）』は、ハイクラス・エグゼクティブ層向けの転職サービスです。

求職者側は職務経歴書を提出しておけば、ヘッドハンターからスカウトが届き、重要ポジションを募集している企業とあなたをマッチングさせてくれるような仕組みになっています。

特定の企業にはレジュメを非公開にすることが可能ですので、在籍中の会社等に情報が洩れることなどはありません。

積極的に転職先を探すつもりはないけれど、条件の良いオファーがあれば選考を受けることを検討するようなスタンスで利用している人が多いです。

リクルートダイレクトスカウト

『リクルートダイレクトスカウト』は、人材大手企業のリクルートが運営する転職スカウトサービスです。

利用対象者は、ハイキャリアの方となり、求人の大半は管理職・専門職の求人となります。

年齢層は、30代～40代のミドル世代、50代のエグゼクティブクラスで、マネジメント経験者や高い専門性、英語や中国語などの語学力を持った人の方などが対象です。

外資系企業、日系グローバル企業、メガベンチャー・ミドルベンチャーなど急成長中企業で高待遇・好条件の職場からスカウトを受けることが可能かも知れません。

randstad（ランスタッド）

『randstad（ランスタッド）』は、ハイクラス・エグゼクティブ層向けの転職エージェントです。

60年以上の歴史がある世界最大級の外資人材企業の日本法人だけあって、外資系企業、日系グローバル企業などトップクラスの求人が豊富です。

ハイキャリアの求人を常時5,000件程度保有しており、ランスタッド独占の非公開求人も多いため、他のエージェントと同時に登録をして自分に合た求人と比較検討してみても良いかも知れません。

ロバート・ウォルターズ

『ロバート・ウォルターズ （Robert Walters）』は、グローバル人材向けの転職エージェントです。

語学力を活かした転職など、グローバルに活躍できる企業を探す際には利用価値が高いサービスです。

1985年に英国ロンドンで設立された外資系企業で、世界31カ国の主要都市にオフィスを構えています。

取り扱いの業種・職種は、物流・購買・サプライチェーン、リテール、サービス業、医療・医薬、製造、エネルギー・インフラ、化学、金融、経理・財務、IT、法務・コンプライアンス、営業・マーケティング、人事、秘書・サポート業務など幅広く取り扱っています。

【総合型】20代、30代など全職種・全年代向け　監査法人や会計事務所で活躍したい人材におすすめの大手エージェント一覧

まず初めに、年齢や性別・経験問わずで、20代～60代まで利用できる総合型のエージェントをご紹介します。

求人数やリサーチ会社の満足度調査のランキング、口コミサイトや掲示板、SNS等の評判など様々な角度から分析し、ご紹介しております。

転職で失敗したくない人は、公開・非公開求人数が多いエージェント利用することで、幅広い選択肢から企業を選ぶことが出来ます。

職種についても幅広く対応しているので、現在の職種で年収増やキャリアアップを考える方はもちろん、異業種・異業界など未経験職種へのチャレンジなど、転職初心者から経験豊富なミドル・ハイクラスの転職まで相談をすることが可能です。